皇室問題〜産経VS朝日から考える〜

fury2006-02-04



寛仁さま 発言はもう控えては


 皇位継承のあり方をめぐり、天皇陛下のいとこにあたる寛仁(ともひと)さまの発言相次いでいる。


 昨年、会長を務める福祉団体の機関誌に随筆を寄稿したのに続き、月刊誌「文芸春秋」などでインタビューに応じた。さらに産経新聞と、同社が発行する雑誌「正論」にインタビューが載った。


 初代の神武天皇から連綿と男系が続いているからこそ皇統は貴重なのだ。戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ。いずれもそうした趣旨の発言である。


 小泉首相から皇位継承のあり方を諮問された有識者会議は、女性天皇やその子の女系天皇を認める報告書をまとめた。政府はこの報告書に沿って皇室典範の改正案を準備中だ。


 寛仁さまの発言は、この報告書や首相の方針に異を唱えるものである。


 だれを天皇とすべきか。皇位継承天皇制の根幹にかかわる問題だ。国民の間で大いに論議しなければならない。


 皇族にも様々な思いはあるだろう。自らにかかわることだけに当然だ。だが、それを外に向かって発言するとなると、どうか。改めて考える必要がある。


 当事者である天皇や皇族がどう考えているのかを知りたいと思う人もいるだろう。自由に話をさせてあげたらいい、という人もいるにちがいない。


 皇太子妃の雅子さま体調を崩したときに、私たちは社説で、心のうちを率直に語ったらどうかと主張した。


 しかし、今回の一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う。


 寛仁さまはインタビューで「皇族は政治にタッチしないという大原則があります」と述べている。その大原則に反するのではないかと考えるからだ。


 憲法上、天皇は国政にかかわれない皇位継承資格を持つ皇族も同じだ。


 寛仁さまは皇位継承については「政治を超えた問題だ」と述べている。歴史や伝統の問題ということだろう。


 しかし、天皇制をどのようなかたちで続けるかは国の基本にかかわることで、政治とは切り離せない。まして、いまは政府が皇室典範の改正案を出そうとしている時期である。


 たとえ寛仁さまにその意図がなくても発言が政治的に利用される恐れがある。それだけ皇族の影響力は大きいのだ。


 天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである


 天皇陛下は記者会見でたびたび女性天皇皇位継承について質問されたが、回答を控えてきた。皇太子さまも会見で質問されたが、やはり答えなかった


 おふたりとも、憲法上の立場を考えてのことにちがいない


 寛仁さまひとりが発言を続ければ、それが皇室の総意と誤解されかねない。そろそろ発言を控えてはいかがだろうか


朝日新聞http://www.asahi.com/paper/editorial20060202.html




【主張】朝日社説 「言論封じ」こそ控えては


 寛仁さまが月刊誌などで皇位継承について発言されていることに対し、朝日新聞は二日付で「発言はもう控えては」という社説を掲載した。同じ言論機関として、違和感を覚える社説だ。


 寛仁さまは、皇位が男系で維持されてきたことを強調し、政府の「皇室典範に関する有識者会議」が一年足らずの議論で女系容認の結論を出したことを「拙速」と批判されている。また、男系維持のため、元皇族の皇籍復帰や養子制度導入などを提案された。


 朝日は「一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う」とした上で、「天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである」「そろそろ発言を控えてはいかがだろうか」と書いている。


 寛仁さまの発言を批判することは言論の自由の範囲内であるが、その発言を封じようとする社説は、言論・報道機関として、守るべき一線を越えているように思われる。


 皇位継承問題に限らず、靖国歴史認識問題など多くのテーマで、産経と朝日は対立しているが、もし、朝日の言論が封殺されるような事態が起きれば、言論の自由を守る立場から、産経は朝日を徹底して擁護するだろう。現に過去に起きた朝日へのテロ行為に対しても、この立場を貫いてきた。


 朝日は、寛仁さまの発言の趣旨について「戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ」などとしている。


 しかし、寛仁さまが言わんとしていることは、安易に女系を認める前に、いろいろな選択肢があり、あらゆる手を尽くすべきだという趣旨だ。それでも男系維持が難しければ「女帝・女系の議論に入っていけばいい」「最終的には皆さんのご判断を待つ」(雑誌『正論』三月号)とも言っている。


 「国民的な議論が不十分だ」という寛仁さまの発言全体の趣旨を正しくとらえてほしかった。


 今国会での皇室典範の拙速な改正に反対する国会議員の署名は、百七十三人に達した。皇位継承問題は、寛仁さまが指摘するように、政治を超えた日本の歴史と伝統文化の問題である。結論を急ぐべきではない。


産経新聞http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm




皇室問題は中々取り扱ってこなかったが、


遂に取り上げてみようと思う。


何故かというと、


小泉がこの問題に関して不穏な動きを示しているので。


何でも改革!それはいけない。


残さねばならないものはあるはずだ。


で、この記事に関して言いたい。


紫にした部分を見て頂きたいのだが、




 朝日新聞



皇族に敬語を使わない



とはどういうつもりだ。




こんな記事はハナからろくなもんでもないが、


敬語すら使えないというのは論外だ。


天下のアカヒもゆとりの弊害か。


あるいは故意にやっているのか。


寛仁さまのご発言は、朝日にとって「邪魔」なのであろう。


何故って、皇室自体が朝日にとっては「邪魔」だから。


現在議論されているように女系天皇が認められるような事態になれば、


最早それは天皇であらせられなくなる。


皇統、皇室の正統性というものが失われるのである。


そうなると、現在天皇は様々な国に於いて、


ローマ法王と同じ外交プロトコルでご接待をお受けになっているが、


それが、国王に格下げになってしまう。



現在天皇は、世界で唯一、


「皇帝」として君臨される存在でいらっしゃるのだ。



これは外交上非常に有利になるし、我が国の誇りにもなるものだ。


この優位性が失われること、皇統が断絶すること、


朝日が目指すは、常に亡国。


寛仁さまのご発言は余りに本質を突いた正論であった為、


朝日は、「黙れ」と吼えた。


しかしまた産経新聞によって「オマエモナー(・∀・)」


と言い返された。


朝日新聞の本質は、既に見抜かれている。


彼らが一体何をしようとしているのか、


もう言うまでもないだろう。


原点に立ち戻って考えて欲しい。



 万世一系


2600年の皇統を、


今急いで絶つ必要が


どこにあるのか。


男女同権などは、


この問題とは関係ない。


これは我が国の


歴史、伝統の問題で、


残すべき宝物なのである。


我々の、日本人としての


アイデンティティーはここにこそある。


我々の歴史を、護っていこう。


今こそ、声を上げる時だ。


〈内閣部会長〉
○木村勉(東京15区 山崎派
電話 03−3508−7382  FAX 03-3508-3512
BenBen@kimura-ben.com

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増原義剛(比例中国 旧亀井派
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office@masuhara.com

平田耕一(比例東海 旧橋本派
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http://www.k-hirata.jp/contact/

〈部会長代理)
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TEL 03-3508-7523/FAX 03-3519-7713

〈副部会長〉
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中山泰秀(大阪4区 森派
06−6363−0781
http://blogs.yahoo.co.jp/nakayama_yasuhide/

●関口昌一(埼玉16区)
国会事務所 TEL 03-5512-2211 FAX 03-3508-8211
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森元恒雄(比例13区 旧橋本派
国会事務所 03-3508-8325 Fax 03-5512-2325
http://www.t-morimoto.com/FormMail/comment/FormMail.html


皆様も宜しくお願い致します。



皇室問題参考:


http://d.hatena.ne.jp/torix/20051201「とりかご」

http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50353810.html
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50355331.html
「mumurブルログ」

http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20060130/p1#c
「Dr.マッコイの非論理的な世界」

http://japan.arrow.jp/blog/2006/01/post_36.html
「皇統断絶問題TBセンター」


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