敢えて言おう

fury2005-12-12



この件について緘口令が出された(私は京進ではないが、企業名を出す事もしない)。



「I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes.」


そう考えるなら波風を立てずに生きていけるだろう。



しかし、 「Or shiould I?」



そう付け加える人もまた、少なくないであろう。


私もその一人だ。(インスパイアードby攻殻機動隊



緘口令を出し、知らぬが仏を装えば、無用な批判に晒されることもあるまい。


しかし、真実を語らなければまた、無用な批判に晒されるやも知れぬ。




私は興味本位ではなく、そういう信念に基づいて言及を行っている。


ここを閲覧している関係各位はそこを認識して頂きたい。


この件に関して久々にメディアから情報を得たが、


「塾」の所管は経済産業省であり、


この件に対する処置として、


採用基準などの指導を行うという事だ。



また、だ。



また、一つの事象を、十把一絡げに極大化する。


この件は気違いが発狂して起こした事件であり、


塾講師の採用基準とは何らの関係も無い。


また、「強盗致傷の犯歴があったのに何故採用したのか」


などとメディアは的外れな意見を言うが、


そもそも個人の犯歴を一企業が確認できる筈も無い事は明白な事柄である。


それをメディアはまたもや面白がり、問題を矮小化して伝える。


訳のわからぬ識者を登場させ、


「密閉された個別指導は危険」などと言わしめる。



「ミクロの視点で見るべきものをマクロ化し、


マクロの視点で見るべきものをミクロ化する。」



自らの言論に都合のいいように。



これこそが、


「I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes.」


なのである。


個人が社会現象について、


自分の都合のいいようにめくらつんぼでいようと思おうが思うまいが、


それは誰からも批判されるべき性質の問題でもないし、


まさに個人的な事柄であると言える。


しかし、社会に影響を与える立場にあるメディアがそんなスタンスを取れば、


真実を知らない大多数の人間に与える影響は甚大なものになる。



これはもはや、罪である。



今我が国で生き抜くために不可欠なものが二つある。


それは、




メディアリテラシー


「ディジタル・ディヴァイドの解消」



である。


メディアが行う情報操作の数々。


それを列挙すると、枚挙に暇が無い。


「この国を混乱させてやろう」


「繁栄を妨害してやろう」


そう考える輩は、意外にも近くにいるのだ。


あなたが何気なく見る、その画面の先に。


  目を開いて真実を見よう。


頭を使って情報を選ぼう。


口を使って敵を追い出そう。


我が国を掻き乱し、混乱を招きたがっている輩は、


あなたの日常に潜んでいるのだ。


※報道に対する十箇条

1.情報を流して得する人を考えてみましょう。

2.可能な限り情報のソースを確認しましょう。

3.コメントはその人の意見であって事実ではありません。

4.片寄った意見はなんらかの裏があるはずです。情報だけを見るようにしましょう。

5.2つの意見があるとき、マスコミの誘導に載らない決断力を持ちましょう。

6.雑誌や番組のタイトルや見出しに惑わされず、中身を見るようにしましょう。

7.意見の偏りやその人の専門を見極めるために、情報提供者の名前を覚えるようにしましょう。

8.メディアの人間がアクシデントに対しどんな対応をするか見極めましょう。

9.メディアは知っていることすべてを報道するわけではないことを覚えておきましょう。

10.大勢が判明するまでなにかを語ることは避けましょう。