今日のfury(初の凸?w)

海上自衛隊自衛艦旗。現在も艦船の旗は




今日は京都産業大学に行ってきた。


お世話になっている教授の授業を受けるためだ。



その名も、 「総合安全保障論」



これについては前にも述べさせてもらったが、


あっ、テレビで見たことある!


というような学者の方や、


統合幕僚会議自衛隊のトップ機関)から制服組が来たり、


と、驚くべき授業である。


今日は、海上幕僚監部の方であった。


しかも制服で!



キタ‐-‐‐‐‐‐‐‐‐‐-‐‐‐‐!!!!!



内容としては領域警備、シーレーン防衛の実情などである。



授業の最後に質疑応答の時間があった。


最初は質問するつもりはなかったが、


何人かの生ぬるい質問を聞いている内に、


俺も質問してやろうという気になった。


じゃあ最後と先生が言った所で


手を挙げた。


そして、



立命館大学の○○(俺)


と申します。


我が国の領土であるところの竹島が、


韓国によって不法に占拠されて


おるわけですが、


この点、


領域警備の重要な


ファクターの一つとして、


海上自衛隊としては


どのように捉えるか、


これについてお答え下さい」





ちょっと会場はどよめいた。



まあまず立命の時点で何でやねんと思われるだろうし、



立命か…(左翼が文句言いにきたんちゃうんか)

 

と思われたかもしれないが、



そんな質問をするので何人かにまじまじと顔を見られた。



先生が笑って幕僚さんに促すと、


「非常にナイーブな内容のご質問で…」 、とw


回答の要旨としては、




「私個人は役職柄


この問題に言及する立場にないが、


我が国の防衛の観点から鑑みるに、


由々しき事態であるとは言えるでしょう。」



とのことであった。


ちょっと困らせてしまったようだが、


かなり有意義な時間であった。


この授業を聞いていると、


我が国の防衛の問題点がどこにあるのか、


それが若干見えてきた気がする。


自衛隊(制服組から隊員まで)そして政府(※注1)は、


「国を護るとは何か」という事について、


しっかりと認識している。


しかし、それをサポートし、


理解するべき主体である国民の側が、


国防について理解していない、ということである。


その理由まで書き出すと終わらないので割愛するが、


自衛隊の方と直に触れ合う、


こういった機会がもっと沢山あれば、


国民の側に於いても、


国防の概念に対する理解が深まるのではないか。


久々にフリーの夜にふとそう思う一介の大学生であった。


(※注1)狭義の政府。行政権力そのものを指す。国会等の立法府は含まない(『同調者』と言う名のバカがまだまだいるので)