第3次小泉内閣発足

fury2005-11-02



産経新聞より


内閣総理大臣    小泉純一郎

官房長官       安倍晋三(対特定アジア強硬派)

外務          麻生太郎(対特定アジア強硬派)

農林水産       中川昭一(対特定アジア強硬派)

環境・沖縄北方担当 小池百合子(対特定アジア強硬派)

総務・郵政民営化担当 竹中平蔵

財務            谷垣貞一(ポスト小泉)

少子化・男女参画担当  猪口邦子(初入閣)

国土交通          北側一雄創価枠)

経済産業          二階俊博人権擁護法案推進派)

法務             杉浦正健(死刑執行拒否発言)

国家公安・防災担当    沓掛哲男参院枠)

防衛             額賀福志郎

文部科学          小坂憲次

金融・経済財政担当    与謝野馨

厚生労働          川崎二郎

規制改革担当        中馬弘毅

科学技術・食品安全担当  松田岩夫





この布陣。皆さんはどう思われただろうか。


キター!な配置がある一方、


ん?と疑問符を付けたくなるような人選もある。


取り敢えず、猪口邦子のドレスはおかしい。


昨日からは専らその話題で持ちきりである。


今回の内閣改造では安倍氏の処遇が一番の焦点だったが、


まさか官房長官とは。


これで、安倍晋三麻生太郎中川昭一小池百合子と、


特定アジア(中・朝)強硬派が


4人も入閣したと言う事になる。


安倍官房長官は無論のこと、


麻生外務大臣の胸の空くような発言、態度を期待している。


外務大臣は個人的に、


「まっちー(町村氏)」の留任を希望していたが、


麻生氏であれば問題はないであろう。


まあ、町村氏は文部科学に横滑りでも良かったのではないか、


とも思われるが。


中川昭一農林水産大臣は、


東シナ海油田問題で強硬発言が目立つ。


何より、二枚目である。


何故マダムに人気が出ないのか不思議でもある。


ちなみに麻生氏とはマブダチである。


クールビズ」では、


二人揃って「ヤクザ・スタイル」でばっちりキメていた。


安倍氏とも、朝日新聞捏造報道問題で共闘し、


親交を深めているのではないかと思われる。


小池百合子氏も実は、


今年の終戦記念日に、靖国参拝「普通に」行っている。


かなりの強硬派であるが、女性の柔らかい口調故に、


かなりスマートな印象を与える。


「お話になりませんね」


とえげつないことを言っても、


自然に感じられる所が不思議である。


そのことは、これ以後もかなりの利点になっていくだろう。


強硬的な政策を採らねばならない時であっても、


この人がスポークスマンの役柄に回る事で、


上記の様に柔らかい印象を与える事が可能である。


その為、次期官房長官とも目されている。


ただいい点ばかり、とも言えない。


人権擁護法案推進派の中心人物の二階氏が入閣。


北側大臣は留任。依然として創価枠を維持。


この辺りが注意点になるだろう。


自民党としても、公言こそしないものの、


公明党を切りにかかっている事が伺えるが、


まだその時期ではない、というところか。


もう一つ注目しておきたいのが、杉浦法務大臣の発言である。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20051031i118.htm(読売新聞)


法執行部門の長に就任しておきながら、


法で定められた職務を拒否するとは一体、何事か。


発言には十分留意せねばならないし、職務を放棄することなど、


あってはならないことである。


このように、早速問題が出てもいるが、


この布陣には、一定の評価をしたい。


注意しながらも、期待感を持って、


今回の第3次小泉内閣を見守っていきたいと思う。