「右翼」って何?

fury2005-10-26



前号で書いた「民間防衛」


シリーズ化しようと思っていた矢先、


早速邪魔が入った。



また、だ。またNEWS23がやらかしてくれた。



愛国心」というテーマで、昨日から何やら面妖なる特集を行っている。


今日は第二夜、いわゆる「街宣右翼」についての特集をやっていた。



街宣右翼



大音響で軍歌等を鳴らしながら、



北方四島返還!」等とシュプレヒコールを繰り返す。



「怖い」「危ない」「関わらないほうがいい」



これが一般市民の彼らに対する感情であろう。


それは当然といえば当然の反応である。


まるで暴力団と見紛うような風貌で、装甲車のようなバスで走り回る。


これに立ち向かうような気概のある人間は、


余程の豪傑であるか、世間知らずであろう。


こういった「街宣右翼」の活動は、1960年代、安保闘争に由来する。


詳細についてはここでは割愛し、wikipediaに頼らせてもらうものとする。


「日本の右翼・左翼」


上記を読み進めて頂ければわかることであるが、彼ら「街宣右翼」は、



北方四島返還!」


と声高に叫ぶことはしても、



拉致被害者を返せ!」


とは、余り主張しない。


中共や朝鮮などの「特定アジア」に含まれる国々に対する非難は、


その主張に於いて余り強調されない。



「何で?」



我が国の国民を拉致したのは北朝鮮


我が国の文化である靖国神社を非難するのも朝鮮、中共


「右翼」であるならば、ここは重大なポイントのはず。


この謎を解く一つの鍵として、


いわゆる「街宣右翼」の構成員についての考察が必要である。


イギリス国営放送BBCがこの「街宣右翼」に対して取材を行った結果、


この構成員に関して、重大なことが判明したのである。



街宣右翼の大半が在日朝鮮・韓国人、


又は被差別部落出身者である」



これは何を示すのか。


その排外主義、国粋主義


とは決して相容れないはずのコミュニティーに属する人間が、


この「街宣右翼活動」に身を投じている。


これには様々な説があるが、まず、



①「右翼」「愛国」という思想に対しての「ネガティブ・キャンペーン


これは反日思想や、又は共産主義思想を持つ者(上記コミュニティーに属する者)が、国家と国民を繋ぐ最も重要なパイプである「愛国心」というものを国民に「悪いもの」「危険なもの」とネガティブなイメージで認識させる為に、故意にあのような形で行っている、いわば「反日プロパガンダ」である。


次に、



②エセ右翼・暴力団


これは、暴力団対策法の施行に伴い、「○○組」として活動できなくなった暴力団が、「政治結社大日本○○党」などと称して、様々な企業などに「日の丸の旗買わんかい!」などと民事介入暴力(いわゆるシノギ行為)を行うというものである。暴力団はそもそも、上記と同じく、在日朝鮮人や、被差別部落出身者が多数を占めることは周知の事実である。政治的意図無く、ただ単にヤクザとしてのシノギ行為を行っていると思われるが、①のような「反日プロパガンダ」を実質上、助長していると言わざるを得ない。



このように、彼らの唱える教条的な謳い文句とは別に、



何やら黒く、そして赤い影が、


その活動の裏側に見え隠れしている事は明らかである。



中には本当にその主張の実現を、


心から願って活動を行っている団体もあるだろう。


私個人、その主張の中には賛同できるものもある。


北方領土の返還」は当然のことだと考えている。


しかし、いくら「日本文化の復興を!」「誇りある国家を!」


と美辞麗句を並べ立てようとも、


あのような態様で、大音響を響かせ、


周囲の人間を威嚇しながらの主張に


どうして大衆の賛同を得られようか。


「怖い」「危ない」


というネガティブ・キャンペーンを助長するだけである。


それは即ち、



計らずとも自ら「反日プロパガンダの罠」に落ちているということになる。



もし、信念として「街宣右翼」を行っているのならば、



即刻止めた方がいい。


国を憂う一人の市民としての忠告である。>



今我が国は、序々にではあるが目覚め始めている。


「正論」を、大衆に受け容れられるような態様で主張すれば、



必ず賛同は得られる!



失われた60年を再び巻き戻させるような行動は、


厳に慎まなくてはならぬ。


我々のような若い世代の中には、


この無尽蔵のネットワークを通して、


目覚め始めた人間も増え始めている。


この仮想世界に於ける活動を、


現実世界とリンクさせることが出来たならば、


必ずや、正しき識見は我が国に広まる。


明日はそのような「ネット上の右翼」を特集するそうだ。


今日と同じく、悪ーく写るように。