「右翼」って何?
前号で書いた「民間防衛」を
シリーズ化しようと思っていた矢先、
早速邪魔が入った。
また、だ。またNEWS23がやらかしてくれた。
「愛国心」というテーマで、昨日から何やら面妖なる特集を行っている。
今日は第二夜、いわゆる「街宣右翼」についての特集をやっていた。
街宣右翼。
大音響で軍歌等を鳴らしながら、
「怖い」「危ない」「関わらないほうがいい」
これが一般市民の彼らに対する感情であろう。
それは当然といえば当然の反応である。
まるで暴力団と見紛うような風貌で、装甲車のようなバスで走り回る。
これに立ち向かうような気概のある人間は、
余程の豪傑であるか、世間知らずであろう。
こういった「街宣右翼」の活動は、1960年代、安保闘争に由来する。
詳細についてはここでは割愛し、wikipediaに頼らせてもらうものとする。
上記を読み進めて頂ければわかることであるが、彼ら「街宣右翼」は、
「北方四島返還!」
と声高に叫ぶことはしても、
「拉致被害者を返せ!」
とは、余り主張しない。
中共や朝鮮などの「特定アジア」に含まれる国々に対する非難は、
その主張に於いて余り強調されない。
「何で?」
我が国の国民を拉致したのは北朝鮮。
「右翼」であるならば、ここは重大なポイントのはず。
この謎を解く一つの鍵として、
いわゆる「街宣右翼」の構成員についての考察が必要である。
イギリス国営放送BBCがこの「街宣右翼」に対して取材を行った結果、
この構成員に関して、重大なことが判明したのである。
「街宣右翼の大半が在日朝鮮・韓国人、
又は被差別部落出身者である」
これは何を示すのか。
その排外主義、国粋主義
とは決して相容れないはずのコミュニティーに属する人間が、
この「街宣右翼活動」に身を投じている。
これには様々な説があるが、まず、
①「右翼」「愛国」という思想に対しての「ネガティブ・キャンペーン」
これは反日思想や、又は共産主義思想を持つ者(上記コミュニティーに属する者)が、国家と国民を繋ぐ最も重要なパイプである「愛国心」というものを国民に「悪いもの」「危険なもの」とネガティブなイメージで認識させる為に、故意にあのような形で行っている、いわば「反日プロパガンダ」である。
次に、
②エセ右翼・暴力団
これは、暴力団対策法の施行に伴い、「○○組」として活動できなくなった暴力団が、「政治結社大日本○○党」などと称して、様々な企業などに「日の丸の旗買わんかい!」などと民事介入暴力(いわゆるシノギ行為)を行うというものである。暴力団はそもそも、上記と同じく、在日朝鮮人や、被差別部落出身者が多数を占めることは周知の事実である。政治的意図無く、ただ単にヤクザとしてのシノギ行為を行っていると思われるが、①のような「反日プロパガンダ」を実質上、助長していると言わざるを得ない。
このように、彼らの唱える教条的な謳い文句とは別に、
何やら黒く、そして赤い影が、
その活動の裏側に見え隠れしている事は明らかである。
中には本当にその主張の実現を、
心から願って活動を行っている団体もあるだろう。
私個人、その主張の中には賛同できるものもある。
「北方領土の返還」は当然のことだと考えている。
しかし、いくら「日本文化の復興を!」「誇りある国家を!」
と美辞麗句を並べ立てようとも、
あのような態様で、大音響を響かせ、
周囲の人間を威嚇しながらの主張に
どうして大衆の賛同を得られようか。
「怖い」「危ない」
というネガティブ・キャンペーンを助長するだけである。
それは即ち、
計らずとも自ら「反日プロパガンダの罠」に落ちているということになる。
もし、信念として「街宣右翼」を行っているのならば、
即刻止めた方がいい。
国を憂う一人の市民としての忠告である。>
今我が国は、序々にではあるが目覚め始めている。
「正論」を、大衆に受け容れられるような態様で主張すれば、
必ず賛同は得られる!
失われた60年を再び巻き戻させるような行動は、
厳に慎まなくてはならぬ。
我々のような若い世代の中には、
この無尽蔵のネットワークを通して、
目覚め始めた人間も増え始めている。
この仮想世界に於ける活動を、
現実世界とリンクさせることが出来たならば、
必ずや、正しき識見は我が国に広まる。
明日はそのような「ネット上の右翼」を特集するそうだ。
今日と同じく、悪ーく写るように。