あまりの寒さに、今年はお屠蘇(とそ)気分が抜けるのが早かった。と書くと、雪国の読者からきっと叱(しか)られるだろう。二十年前の春、新潟支局に赴任したとき「東京の寒さは寒さにあらず。涼しいだけだ」と先輩記者が訓戒を垂れたが、それは本当だった…
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